大正の長屋名残りを味わえる!?クーデリーカフェ
大正時代の長屋をリノベーション!?

店名の「クーデリー」はデンマーク語で「スパイス」を意味しています。
2002年の日韓ワールドカップで和歌山に来ていたデンマークチームの通訳の方に教えてもらったそうです。
「CRYDDERI」の『C』は本来『K』でしたが、デザイナー仲間の方から、そっちのほうがかわいいという意見をもらい採用しました。
大正時代の長屋をリノベーション!?
19年ほど前、以前の職場で同じだった方に「カフェを一緒にやらないか?」とお誘いがあったそうです。
現在の店舗を見つけたきっかけは新聞広告に掲載されていた長屋間借りの募集でした。
長屋を見に行ったときに空堀の治安がいい点、穏やかな点、地域の方々の優しさに触れたことで、ここにしようと決められました。

こだわりは屋根を支える柱。
この柱は長屋をリノベーションするときに設計図に存在していなかったそう。
柱を取り払い、二人掛けのテーブルをいくつか作る予定でしたが、そうはいかなくなり柱を残したまま建築技術の一つである接ぎ木を使ってテーブルを支えています。
オープンから半年がたったころ、パートナーの方から店を引き取り店主になられました。
こだわり雑貨の数々


これらの写真は雑貨のほんの一例です。
現店主の森本さんはもともと「雑貨屋がしたい」と考えていたそうで、様々な雑貨メーカーから仕入れたものを販売していました。
現在も
◎メーカーが偏らないこと
◎どこにでもあるものでない
という2点にこだわり、お客様に好きなものを見つけてもらえるように仕入れているそうです。
メニューへのこだわりは?


メニューの内容は仕込みなどの時間を含め、仕入れた食材が基です。
ベースはワンプレートとどんぶりもので、前日のものと被らないように考えられています。
店主になった当時は常連さんがいない状況でした。
それを変えるためにご自身がカフェで働いていたころや、以前の職場でのランチでどんなことが楽しかったかを振り返り、同じメニューではなく日替わりランチがおもしろく、楽しいのではないかと考えついたそうです。
忙しさのあまり、週替わりか月替わりに変えたいと思うことがあるそうですが、毎日来てくれている人たちのために頑張っています。
火曜日と土曜日に提供、人気の煮込みハンバーグ!!

現在は火曜と土曜日に提供されている煮込みハンバーグですが、もともとは火曜日と金曜日に提供されていました。
会社のランチで固まって来てくれる人が多いものの、ひとりで営業するには限界があります。
そこでスパイスを使ったカレーと日替わりで煮込みハンバーグを出すことになりました。
休日しか来ることができなかったり、休日も来たいというお客様のため金曜日から土曜日に変更したそうです。
取材当日のケーキ

取材当日のメニューは
・アールグレイと香りスパイスのケーキ
・はちみつとレモンのケーキ
の2種類でした。
ケーキにボリュームがあることと濃厚な生クリームだとおっしゃっていました。生クリームはご自身がカフェで働いていたころのもので、「この生クリームじゃないと納得できない!」と業者さんから仕入れているそうです。
誰もが気になるコロナ対策

一年一年、一日一日を大切にしているそうです。
現在はコロナ対策にドリンクのテイクアウト(上記)や、遠方の方にも雑貨を買っていただけるようにネットショップを始められました。
店内では換気や除菌液の設置、割り箸など使い捨てに変更しています。
コロナで大変な思いをたくさんした中で、新しいことに取り組むきっかけにもなったそうです。
クーデリーカフェ
店舗情報:〒542-0066大阪市中央区瓦屋町1-6-2「惣」1F奥
定休日:毎週水曜日
OPEN:11:00〜19:00(ラストオーダー18:00)
アクセス:地下鉄 長堀鶴見緑地線 松屋町駅 3 号出口から 徒歩5分
地下鉄 谷町線 谷町六丁目駅 4 号出口から 徒歩5分
(駅からの案内がYou tubeに掲載されていて、とても分かりやすくなっています)
ホームページ:大阪・空堀 クーデリーカフェ 谷町六丁目 松屋町 CRYDDERI CAFE (crydderi-cafe.com)
Instagram:https://www.instagram.com/crydderi/
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