【クラウドファンディング実施中】愛と感謝を届ける!昭和100年 どっぷり、昭和町。を開催します。
愛と感謝を届ける!昭和100年 どっぷり、昭和町。を開催します。

昭和町の魅力を伝えるイベント「どっぷり、昭和町。」は 4月29日が「みどりの日」から「昭和の日」に変わる前年、平成18年(2006年)に、「昭和の日に〈昭和町〉にある〈昭和の建築〉で〈昭和〉を味わう」をコンセプトとして、昭和町駅前の寺西家阿倍野長屋を中心にスタートしたイベントです。
2025年は「昭和100年」とも言われる年で、大阪全域としても大阪・関西万博で盛り上がる1年となることでしょう。
そんな記念すべき1年に新たな一歩を踏み出す「どっぷり、昭和町。」
クラウドファンディングを通して昭和町の魅力を届け、地域の縁を繋ぐプロジェクトを開始しました。
今回は、オオサカジン編集部が「どっぷり、昭和町。」実行委員会の皆様へインタビューをしました!

実行委員会の皆様へインタビュー
オオサカジン編集部:
こんにちは!オオサカジン編集部の川本です。この度は、オオサカジンゲストブロガーである明晃印刷の高崎社長よりご紹介いただき、ご縁が繋がって…インタビューを受けて下さり、ありがとうございます。元々、昭和町はレトロな街並みという印象があったエリアで、過去にはインターンシップ生が「昭和町の街並みが好き」ということでインタビューにも行かせていただいたことがあります。
▶タイムスリップ!?昭和町駅界隈でノスタルジーあふれる街並みぶらり散歩(前編)
https://kaishaoen.osakazine.net/e722926.html
▶タイムスリップ!?昭和町駅界隈でノスタルジーあふれる街並みぶらり散歩(後編)
https://kaishaoen.osakazine.net/e722987.html
※2021年12月時点での情報です。

どっぷり、昭和町。実行委員会 末元さん:
この度はご取材いただきありがとうございます。「どっぷり、昭和町。」実行委員会の末元です。私は地元が昭和町で、このイベントにも数年携わってきました。
昭和町の魅力をもっとたくさんの方に届けたいと思っていて、今回は2回目のクラウドファンディングにも挑戦しています。「どっぷり、昭和町。」は、エリア全体をまきこみながら、「大きなまちの文化祭」として継続開催してきました。
オオサカジン編集部:
「大きなまちの文化祭」…すごくいいコンセプトですね!大人になってからというものの「文化祭」というワードからは離れた生活を送る方も多いのではないでしょうか。出し物・出店だけではなく、ライブやステージ等といったパフォーマンスもその日の楽しみのひとつになっていますよね。

どっぷり、昭和町。実行委員会 末元さん:
そうなんです。今回は初めて前日の夜(4月28日)に桃ヶ池公園にて「前夜祭ステージ」を予定していて、憂歌団の木村充揮さんや、Mayu Wakisakaさんなど数々のアーティストさんに出演していただきます。さらに、Wakisakaさんは昭和町出身のアーティストさんということで、地域との繋がりも見て感じていただけると思います。
オオサカジン編集部:
イベントに関わる全ての人たちの共通点が「昭和町が好き」だということ。イベント自体の歴史も長いと伺っており、私自身も取材をさせていただく前から「どっぷり、昭和町。」というイベント名は存じ上げていました!”どっぷり”というワードがイベント名になるほど深いイベントだと思うのですが、ずばり!昭和町の魅力を教えてください。

どっぷり、昭和町。実行委員会 小山さん:
昭和町の魅力は、何と言っても人との繋がりが深いところだと感じています。一度この街に溶け込むと、誰もが仲間のような温かい雰囲気があるんです。実行委員会メンバーにも、生粋の地元民もいれば、仕事や進学をきっかけに昭和町にやってきたメンバーもいます。
私は進学をきっかけに昭和町に足を踏み入れたのですが、初めはまちに溶け込めず、学校生活もコロナ禍真っただ中ということでフラストレーションを感じていました。自分から「お友達になってください!」と言ってお店などを回っていく中で、まちの皆さんと仲良くなっていきました。
そこから私自身も昭和町にどっぷりと浸かり、今回はメインビジュアルも担当させていただきました。
どっぷり、昭和町。実行委員会 浦方さん:
「どっぷり、昭和町。」をきっかけに、この街を知り、この街でお店を始めた人、この街へ引っ越してきた方も多いんですよ。実際に、マンションも増え、人も増え、新しいお店もたくさんできていて活気のある雰囲気もあります。何より、昭和町を好きになってしまうお店や建物、そして人が集まる街の魅力が、このイベントを続けてきた大きな理由だと思います。
オオサカジン編集部:
確かに、ここ(取材場所:Cafe & coworking space CLIPさん)も昭和町駅の4番出口スグ!ですし、周りにも飲食店が多くあるような印象です。また、レトロな長屋も多くノスタルジックな雰囲気もあるので「昭和町ファン」は多いはずです。地域密着のお店も多そうですし、私自身も昭和町に興味があります…!

オオサカジン編集部:
イベントを通して移住する人、生活圏の関係で昭和町へ来る人、地元の人。このように人々の属性を羅列すると「みんなルーツが違う」ように思えますが、この「どっぷり、昭和町。」というイベントを通して様々な出会いがあり、ご縁が繋がってきたんだということがお話のなかで伝わってきました。
今回、オオサカジンとして取材させていただいた経緯のなかでも「今年は昭和100年だから…」ということをお聞かせいただいていたのですが、これからもこのイベントは継続されていくのでしょうか?
どっぷり、昭和町。実行委員会 浦方さん:
寺西長屋前にはじまり、紆余曲折ありながらも街全体にエリアを広げ、コロナ禍を越えてこれまで続いてきた「どっぷり、昭和町。」ですが当初の「昭和町を知ってもらう」という目的は十二分に達成されてたと感じています。
4月29日に行ってきた非日常が日常へ波及し、あべの・昭和町は日常の選択肢も大きく増え、人の繋がりも大きく変化しました。昭和100年というこのタイミングで、この体制での「どっぷり、昭和町。」は一区切りをつけ、次のステップへと向かいたいと思っています。

オオサカジン編集部:
ここで一度「どっぷり、昭和町。」は終了する…ということでしょうか?
どっぷり、昭和町。実行委員会 末元さん:
はい、そのような形となります。今まで昭和町に住んでいる方を始め、昭和町に携わり愛してくれた皆様と作り上げてきた「どっぷり、昭和町。」を昭和100年の節目で、「どっぷり、昭和町。」というイベントは一度終了させる運びとなりました。
「もうやらないの?」「これからの昭和町はどうなるの?」というお声もあるとは思いますが、完全になくなるのではなく、形を変えて進化していくつもりです。
オオサカジン編集部:
…と、いうと?
どっぷり、昭和町。実行委員会 浦方さん:
前回開催したクラウドファンディングでは、「4月29日に限らず様々な街の動きをサポートしていく。そんな土台となるような非営利組織を立ち上げたい」と宣言させていただきました。その構想はまだ課題が多い状況です。一方で、「どっぷり、昭和町。」に関わってきた人たちを中心に、新たな街の動きを作っていきたいという思いがあります。引き続き、応援・ご協力よろしくお願いします!

オオサカジン編集部:
歴史の長いイベントで、昭和町の皆様にとっても当たり前のようになっていた「どっぷり、昭和町。」が完全になくなるわけではない…ということを知られて私もホッとしました…!
これまで築き上げてきたイベントですが、この「どっぷり、昭和町。」を一言で表すと…?
どっぷり、昭和町。実行委員会 小山さん:
満場一致で「愛と感謝」です。今までたくさんの方に携わっていただき、愛していただき…今までの感謝の気持ちを届けられる4月29日、昭和の日にしたいと考えております。
「みんなで昭和町をつくる・繋げる」ことを達成し、これからの昭和町の未来へ向けて新たな一歩を踏み出していきたいです。
是非、イベントには足を運んでいただき、クラウドファンディングでも応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
オオサカジン編集部:
昭和町に対する愛で、”どっぷり”と浸していただいたインタビューでした。
大阪府下で様々な地域イベントの取材を今までも経験してきましたが、このように「街の人たちのつながりが深い」エリアは、どんどん減って来ていて寂しいので、これからも昭和町の皆様のご縁を追いかけていきたいです!
今回は、ありがとうございました!
どっぷり、昭和町。
日時:
2025年4月29日(火・祝)昭和の日
場所:
御堂筋線「昭和町」駅すぐ、阿倍野区、昭和町周辺。
※昭和町駅から歩いて巡れるエリア
後援:
阿倍野区役所
阿倍野区地域振興会
ホームページ:
https://showacho.jp/
クラウドファンディング:
https://readyfor.jp/projects/showa100
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